2018-12-15追記
本機のデータ通信ですが、月3GBで困らない方はAU(KDDI)系サブブランド、UQ Mobile一択といっても過言ではありません。データ通信は、月3GB 980円のプランしかないのですが、通信速度がDocomo系MVNOでは考えられない60Mbps とかの超爆速がでます。
AUと同じ速度が出ちゃうUQ Mobileのデータ通信をを苦労してXperia F8132で使えるようにした顛末
(2016-12月のブログです)半年前までは不可能だった、ガラケーかけ放題プラン(又はホワイトプラン,タイプSSバリュー等)の3G用の安い通話プランとMVNOデータプランのSIMを2枚挿して、双方のコストメリットを享受し、維持費が安いスマホを作ります。
注1:本記事は海外版(SIMフリー版)のXperia X performance Dual SIM F8132について記載しています。F8132がSIMフリー機のDual SIM版を指します。
注2:SIMサイズを変更するSIMカッターを使って失敗しても。自己責任です。また、海外の店から買うのが怖い(クレカ情報を海外の店に知らせたくない)方はGoogle wallet , paypalなどの安心決済ができる店ならば海外の店にクレカ情報がいかないのでお勧めです。
注3:Xperia X シリーズにはほかにもDual SIM機がありますが、F8132及びXZを除いて4G+2G待ち受けの日本では実質Single SIMのモデルです
注4:技適マークがついていません。全て自己責任でお願いします。私は海外旅行者になった気分です。
注5:海外版ですが、最初に言語で日本語を選択すると、日本人でもなんら困ることなく使えてしまいます。日本で普通に売ってくれ!SONY。
Sonyの公式資料 (2018-12-15現在両サイトともリンク死亡)
Xperia X Performance Dual SIM F8132のSony公式ページ
Xperia X Performance Dual SIIM F8132の仕様書(ホワイトペーパー)Sony
あれこれ
現在、通話=ガラケーとデータ=スマホ2台持ちの人、キャリアに高額金額を払ってる養分の方にとても参考になる話です(ガラケーがAUの方除く)
AUの3G(通話)は特殊(CDMA2000)なのでほとんどのSIMフリー機で対応してません。
現在2台持ちではなくてもガラケーの通話がお得な契約とMVNOのデータ通信がお得な契約の自由な組み合わせで、(会社すらdocomo(MNVO、通話) とAU系UQ Mobile(MVNO?爆速データ通信)、ソフトバンク(通話)から好きな契約が選べる)いいとこどりをすることで月の維持費がとってもお得になります。
通話もデータもヘビーユーザーな契約例
通話 docomo かけ放題・・・2700円 名前の通り時間制限無、通話料金込み。
又は、softbankスマ放題(ケータイ)・・・2200円
(softbankでかけ放題159円の裏ワザがあるとか・・・ググってね)
data mineo 10GB(Dプラン)(一例)・・・ 2520円
合計 4720円 /月
ライトユーザーな契約例
通話 docomo タイプSSバリュー(MAX50)・・・934円(1000円無料通話付) 又は
通話 softbank ホワイトプラン・・・934円
data mineo 3GB(Dプラン) ・・・・900円
合計 1834円/月
SIMが2枚同時挿さるというのは通話プランとデータプランは会社も含めて自分に最適な契約を選べるというのが最もメリットですね。
今現在スマホで安い?いやそれたった2年だけの話でしょ。2年後MNP繰り返す?しかも契約縛りがあって自由なタイミングで契約、機種変更したらすごい違約金でしょ?ずっとキャリアに契約更新時期縛られ続ける?
とりあえず現在の契約を2年間継続した後に機種変更すると仮定して、差額を計算してみてください。軽く数万~10万ぐらいは差がつくはずです。
キャリアメール(docomo,AU,Softbankのメール)はだいぶ前に捨てました。MNPしたことないですが、どうせMNPしたら持ち越せませんし。MVNO一本化するにしてもキャリアメール使えないし。そもそもメールはいるけど、キャリアメールでなければならない場面が全くないので・・・。私の回りにもキャリアメール捨ててG-mail使ってる人何人かいます。
Android でdocomoのキャリアメールを使えるアプリがあるようです。docomoじゃないので使ったことないけど ね 。
ここに到達するまで
通話とデータ通信のSIMカード2枚挿しでの同時運用は4G+3GのDual SIM、Dual stanbyのSIMフリー機が出てくるまで無理でした。世界初が2016年6月頃ととっても最近の話です。
少々面倒なガラケーとスマホの2台持ちをしばらく続けていたところ、このXperia X performance Dual SIMのSIMフリー版の記事に出会いました。発売と同時に香港のサイトから購入致しました。
Xperia X performance Dual SIM F8132はほぼ世界初のタイミングで出たDual SIM、Dual StanbyのSIMフリー機です。
日本メーカでDual SIM Dual StanbyができるのはこのF8132とXperia ZX F8332 2種類しかいまのところありません(2016-12現在) 他に型番にDualがついてるのがありますが、4G+2Gで日本ではDSDSできないモデルです。
Dual SIM,Dual Stanby機能はQualcomm Snapdragon 820がサポートしてますので、ハイエンド~ミドルクラス上位のスマホのSIMフリー機ならこれからどんどん増えてくるかと思います。既にいくつかあります。
MVNO (色々)から通話+データ通信のプランがありますが、通話無料がついてないので、
結局契約変更してませんでした。例えばmineoでデータ3GB+通話で月1600円 (docomoの場合) などがありますが。
MVNOの通話プランは無料通話がついておらず、30秒/20円とかで1通話で5分通話したとしても1回200円。何回か通話するとあっという間に高額通話料金となり通話基本料700円程度と安いのが台無しとなります。携帯にも固定電話にも10分無料通話のviber っていうアプリもありますが私のスマホからは番号非通知で相手が出てくれないので万能ではありません。
Dual SIM普及の最右翼が国内版zenfone 3 かな? 国内版なのでサポートが期待できます。
その分zenfone 3の海外版より1万円以上高いですが・・・。
1万円がサポート料金なのでしょうか?日本は客がうるさいし、情弱に手取り足取り指導しないといけないからな・・・。
色々書いてしまいましたがXperia X performance F8132 SIMフリー機は、会社、電波が異なるSoftbankのガラケーSIMカードとdocomo系のMVNO SIMカードを同時に挿して、同時待ち受けができるという「いいとこどり」ができる画期的なスマホなのです。
Dual SIM Dual Stanby(DSDS)について
説明しているページ(日経トレンディ)
データ通信中に着信はできます。
通話中はデータ通信できません(する必要もありませんが)通話中にデータ通信ができるのはDual SIM Dual Active DSDAといいます。
Dual SIM Dual Stanby(DSDS)ができる対抗機種について
zenfone 3 ZE520KL (ASUS) 2016年度もっとも普及するであろうDSDS機
防水・防塵じゃないけどね
moto G4 plus (motorola)
コンパス非搭載・ナビで不便です
しかし2枚SIMを挿してもMicro SDが使える唯一の機種
Xperia X performanceは2枚挿しするとSDが使えないですがROM64GBあるので動画でも大量に持ち歩かない限り関係ないかと・・・。
他に中華系スマホでたくさんありますが、ここでは割愛。
具体的にDual SIM Dual standbyにて使えるようにする手順
とりあえずホワイトプランのSIMは標準SIM⇒nano SIM
0 SIM は Micro SIM⇒nano SIM にする必要がありました。
Xperia performance F8132は2枚ともnano SIMなのでガラケーの標準サイズのSIMカードはささりません。SIMカッター というのを用いて、標準SIMをnano SIMにカットしました。SIMカッターで失敗しても自己責任です。いろんな方のブログを覗いてコツ(いっきに押す)を踏まえてやりましょう。また、ニッパ、やすりなどを使ってバリをきれいにとってあげる必要があります。
カットしたSIMを、Xperia X performanceのSIM1にSoftbank、SIM2に0 SIMをセットしました。
SIMカッターを使わず、公式に変えたい方は、nano SIMのガラケーを入手し(中古やオークションなど)、キャリアショップで機種変すれば公式にnano SIMに変えられます。SIM変更で3000円ぐらいするんじゃないかな。ブログではドコモショップで単にnano SIMに変えてで変えられた方もいるようです。
Softbankを3G通話、docomoをLTEデータ通信として使う場合の設定の仕方例
あくまで例であり、docomo,softbank,Ymobile等、F8132の電波は万能に拾えるようになってるのでAU以外なら原理上何でもいけるはずです。
Android⇒設定⇒その他設定⇒モバイルネットワーク⇒Softbankを選び優先ネットワークをWCDMA(3Gのこと)に変更
Android⇒設定⇒その他設定⇒モバイルネットワーク⇒NTT DOCOMOを選び0 SIMのAPN(SIMカードと一緒にAPN記載された紙が送付されてくる)をセットする。
優先ネットワーク設定 LTE/WCDMA/GSM(自動)を選択。↓設定例参照
Android⇒設定⇒Dual SIMでモバイル通信:NTT DOCOMO、通話:Softbank、メッセージ:(SMSのこと)Softbankに設定。↓設定例参照
上記で設定終わりなので通話とデータ通信とSMSを試してみる。
3Gしか設定してないsoftbankのSMS(番号にメールするやつ)が普通に使えます。SMSはデータ通信ではないんだなぁ。
<Xperia X performance F8132の良いところ>
Dual SIM Dual Stanby・・・さんざん上に記述しました。
防水、耐塵、キャップレス(USB,ヘッドフォン)
これ以外と貴重です。格安モデルにはないです。
指紋認証電源ボタン ・反応が早い。
が湿度に弱いようで、手が湿ってるとダメ。
docomoのLTE電波 との相性が良い
LTE Band 1,3,8,19 そして希少なBand 28にも対応(Xperia Xの下位モデルは非対応)
LTE Band 19と28は通称プラチナバンド で建物奥まで届くやつです。
ハイレゾ対応 (3.5mmジャック)、Bluetooth LDAC
ノイズキャンセリング対応(対応ヘッドフォンのみ)
ハイレゾ&ノイズキャンセリング対応ヘッドフォンとして比較的安価なMDR-EX750 というのがあります。
カメラ 2.3Mpixel高画質。カメラの起動がとても速い。
テザリングが無料でできる。モバイルWifi契約している人は契約一本化可能。
操作が少なければ電池が持ちます。私の使い方ではフル充電から1日たって80%残量ぐらいです。
キャリア(docomo等)が強制的に入れる消せないゴミアプリ、ワンセグなどのゴミ機能が一切ない。google謹製 と Sony謹製のアプリのみ。
現在Android6.0 恐らくAndroid 7.0にもあがるでしょう。(2016-12-12にAndroid7.0アップデートきました)
防水なのにイヤホンジャックがついている! 某iPhoneとは違いますね。
5インチFullHD画面はちょうどいいサイズ。最近はやりの5.5インチ前後は大きすぎ。
4.7インチは小さい。
以上踏まえると全て高性能で良くまとめた!でもちょっと高いって感じですね 。
<Xperia X performance F8132の悪いところ>
これといってとんがった特徴が無く他社の同時期のミドル~ハイエンドモデルと差別化ができてないが、防水、防塵も含めてひととおり全部押さえてある。ひとととおり押さえてるのでいいところか?
高価(2016年10月現在で最安値で5万円程度(465$) 。iphone 7 plusよりはだいぶ安いけど何らかの欠点のあるDSDS対抗馬が4万円程度なところ+1万円分の付加価値は厳しい。
Dual SIM の恩恵を受けるためにSIMカードを2枚挿すとMicro SDカードが使えない。排他利用です。iphoneとかnexusとか最初からSDカード刺さらない機種はいっぱいあるからいいか。SIMカードを2枚挿したうえでどうしてもSDカードが使いたい人はmoto G4 Plus 一択です。それ以外今の所ないようです。
買った方への注意事項:液晶表面ガラスがわずかに曲面してる(2.5Dガラス)ようで液晶保護にガラスを買った場合は、端3mmぐらいが浮きます。知らずに保護ガラスを買ってしまいました。(本品用の保護ガラスは売るなよ!と)液晶保護はやわらかいフィルムを買うべきです。
入手先
expansys (香港、paypal使える)
1shopmobile (香港、安い、$)
Amazon.co.jp (日本、高い)
clove (イギリス、F8132扱い無し)
ETRON (香港、paypal使える 安い)
海外のお店にクレジットカード情報がいくのは絶対に避けたいので最低限"paypal"が使えるところ(=お店にはクレカ情報がいかない)を推奨します。
2016-12-13追記 Android7.0 について
海外版だからでしょうね。もうAndroid7.0(ヌガー)のアップデートきました。
ちなみにダウンロードサイズ1.3GB (でかい)。
Android 6.01 ⇒7.0にして設定が全て消えたアプリが一個ありましたが、他はノートラブルです。
ちなみに何がよくなったのか変わったのかわかりません。
唯一変わった実感は、LTE+(昔は+がなかった)という表示が出るようになりました。
LTE+は調べた所キャリアアグリゲーションのことですね 。海外製なのに使えるんですね。
充電中もバッテリーマークがアニメーションするようになりました。(別にどうでもいい)
2016-12-24追記 伝言メモ(留守電設定について)
グロ版XperiaでF8132が唯一伝言メモ機能(いわゆる留守電機能)があるそうなので
設定してみました。
(キャリアの有料留守電を使わずにスマホ本体に留守電を記録する機能です)
Android⇒設定⇒通話設定⇒Xperia伝言メモ⇒通話する方のSIMをクリック⇒ 伝言メモをスライド⇒ 伝言メモを録音⇒応答時間の設定 (設定完了)
メッセージ録音は、かなりでかい声を出さないと相手に聞こえるレベルになりません。
なんかマイクボリューム変。
留守電が入っていた場合は通知に出るので、通知をクリックすると留守電画面に飛んで聞ける。
後から聞く場合は、伝言メモ⇒伝言メモリストにあるのでそこから聞く。
設定画面例
このページを見つけるような方はSIMフリースマホが余ってるはずなので、
0 SIMを使った未来永劫維持費・更新費ゼロ円カーナビの作り方のページもどうぞ
2018-12-16追記
今ってXperia X Performance F8132は中古しか手に入らないと思いますが、
そのあとに出た Xperia XZ F8332ってのがAmazonで3万円で手に入るので、
ほぼ同じスペックで多少強化(USB type C使用とかQuick Charge対応)された上に、
当時のハイエンドが3万で買えるのでX Performanceが壊れた際の予備にポチっときました。
Amazon japanのXperia XZ F8332 グローバル版 SIMフリー版の購入ページ
<a href="http://x5.goraikou.com/bin/gg?04487520g" target="_blank"><img src="http://x5.goraikou.com/bin/ll?04487520g" border="0"></a><br><span style="font-size:9px"><img style="margin:0;vertical-align:text-bottom;" src="http://img.shinobi.jp/tadaima/fj.gif" width="19" height="11"> </span>
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1. Elton John Final Tour